「視野を拡大」した治療の徹底
治療中の視野を拡大できるマイクロスコープ。
汚染された神経や虫歯の取り残しなど、
肉眼では見えないところも見えるようになります。
根管治療やインプラントのように、ミクロン単位の技術が求められる治療において欠かせない機器です。
下の写真をご覧ください。
こちらは根管治療の際、マイクロスコープで拡大した様子を写したものです。
【マイクロスコープで見た根管】
ご覧の通り、16倍まで拡大しないと根管内(歯の内側)を確認することは困難です。
言い換えれば、肉眼での治療はほとんど手探りの状態になるということです。
それでは精度の高い治療はできません。
しかし、日本の歯科医院におけるマイクロスコープ導入率はまだまだ低く、10%程度と言われています。
使いこなすためにはトレーニングも必要になるので、上手に扱える歯科医師はさらに少ないのが現状でしょう。
一方、当院には計4台のマイクロスコープが導入されています。
国内外問わず講習やトレーニングを受けているため、院長である私を含め、在籍している歯科医師たちは高い技術を習得しています。
いくらマイクロスコープを使用しても、技術が伴っていなければいずれ必ず再発してしまいます。
歯の寿命は治療を繰り返すたび短くなっていきますので、再発はできる限り防がなくてはいけません。
当院では「一度治療した歯は二度と治療しないようにする」という想いで日々治療を行っています。
厳格なヨーロッパ基準を満たす「滅菌体制」
DACプロフェッショナル
ヨーロッパ基準EN13060のクラスB規格をクリアする、ドイツの医療機器メーカーであるシロナ社の「DACプロフェッショナル」を導入しています。
減菌前と滅菌後の乾燥時に真空状態とすることにより、あらゆる非滅菌物に対応することができます。
Mieleのジェットウォッシャー
ドイツのMiele&Cie.KG社製のジェットウォッシャー。
今までの洗浄機や手洗いでは難しかった複雑な構造を持った歯科器具も徹底的に洗浄することが可能です。
また、血液や唾液といったタンパク質が凝固しない55℃の温水で効果的に洗浄を行い、弱アルカリ性の専用洗浄剤で洗浄を行うので汚染を効果的に落とします。
DACユニバーサル
ドイツ製シロナ社の「DACユニバーサル」を導入しています。
タービン、コントラ、ストレートハンドピース(歯を削る機械)を、精製水や電解水を用いて、機械の内部、外部を洗浄・滅菌します。
10年後、20年後の「将来を見据えた」治療
前述しましたが、歯の寿命は治療を繰り返すたびに短くなります。
例えば虫歯になった場合、一般的には「歯を削る」「神経を抜く」治療を行います。
確かに一時的な痛みはなくなるかもしれません。
しかし、歯は削れば削るほど強度が落ち、再発のリスクが高まります。
神経を抜けば歯に栄養が行き届かなくなり、最後には枯れ木のように脆くなってしまいます。
つまり、ただ痛みを取るだけの治療では、かえって歯の寿命を縮めてしまうということです。
歯科医師の仕事は患者さんの歯を生涯にわたって守り続けることです。
そのためには長期的な視点を持ち、可能な限り「削らない」「神経を抜かない」治療をすることが大切です。
初診「個別」相談へのご案内
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。